June 18, 2018
病院でのED治療のメリットとデメリット

病院でのED治療のメリットとデメリット   はじめに   世界的にたくさんの男性たちがED(イーディー)と呼ばれる勃起不全を患っています。英語ではErectile Dysfunctionと呼ばれ、日本語では勃起不全あるいは勃起障害を意味します。EDは性行為をする時に勃起の状態を維持することができなかったり、勃起を十分にすることができなかったり、中折れや早漏れなどをしてしまうことで満足な性行為をすることができない症状をいいます。   2003年に発表されたクビン(Kubin M)氏らが執筆した「勃起不全の疫学(Epidemiology of erectile dysfunction)」という論文によると世界の男性の内5〜20%が中等度及び完全なEDであるとされています。 世界的にEDの患者数は増加傾向にあり1995年には推定して1億5,200万名であり、2025年には3億2,200万名に倍増すると推定されています。 日本での状況はといいますと、30歳から79歳の間の男性へ1998年に調査を行なった結果によるとEDの有病者は約1,130万名と推定とされました。そのうちに中等度EDが約870万名となり、完全EDが約260万名となっています。日本では高齢化が進んでいるので、この調査の後も増加の傾向が認められており、今後も増加していく傾向が予想されています。   EDの種類は大きく分かれて機能性と器質性の2種類に分かれています。   20代から30代の若い世代のED(勃起不全)の原因は大部分が心因性だといわれています。40代以上の中年から中高齢の世代のEDの原因の大部分は加齢あるいは糖尿病や高血圧病などの生活習慣病からくる器質性だといわれています。   日本の30~79歳の既婚男女を対象に2000年4月に行われたアンケートによると男性回答者のうちに29.9%がEDであると自覚しているのに対して、医療機関に相談したことがある人の確率はわずか4.8%という少数にとどまっている結果がでました。 医療機関に診療に行かない理由としては「日常生活にさほど影響がない」「困ったことがない」「セックスに関心がない」などという理由が多く見られました。 病院に行くことを阻む要因としては「恥ずかしい」「どこの病院に行ったらよいかわからない」「費用が高い」などが多数でした。また、アンケート回答者の80%がEDの病院での治療へ何らかの保険の適用をするべきだと考えているという調査結果が出ています。(「勃起障害及びその治療に関する一般市民意識調査」博慈会記念総合病院泌尿器科・白井 將文先生他・参考)   この調査結果によるとED(勃起不全)を感じている男性の多くは病院へ行くことへの精神的な、経済的な抵抗感を感じているようです。実際のところ、プライベートなことを他の人に打ち明けたくなかったり、病院に行く時に感じる心理的な苦痛などを感じてまで病院に行きたくないという方も多いのではないかと思います。また、日本ではほとんどの場合、ED治療のために保険が効かないために、高額な診療費用を払ってまでも病院で治療しようとするには至らない現状があると思われます。   病院に行くと、ある特定の持病や病気を患っている方、または併用禁忌薬、併用注意薬を服用している人を除くとED治療薬を処方して対応することがほとんどのようです。 それ以外の治療法には心理治療、ICI治療(陰茎に直接注射をする治療方法)、陰圧式勃起補助具を使って治療する方法、男性ホルモン補充療法、陰茎湾曲形成術、血行再建術、ED1000(勃起不全衝撃波治療)、陰茎プロステーシス手術などがあります。   このように様々な治療法がありますが、高額な診療費用を払ってまで病院で治療を受けるメリットは本当にあるのでしょうか。或いはED治療薬を個人的に通販を通して購入した方が節約することもできるしより良いメリットがあるのでしょうか。   次の章からは、ED治療のために病院へ行くことのメリットとデメリットを順を追って見て行くことにします。   EDの種類と分け方   2-1. EDの種類   EDの種類を大きく分けると器質性EDと機能性EDに分けることができます。   器質性EDとはED(勃起不全)の原因が身体的な要因により引き起こされるEDのことをいいます。   機能性EDとは心理的な要因、精神的な要因、精神疾患的な要因から引き起こされるEDのことをいいます。   この二つの大きなEDのうちにほとんどの場合、ED治療のために病院で治療を受けることができるEDの種類は器質性EDになります。 機能性EDの方の場合は、ED治療薬が服用可能な方にはED治療薬を服用するように導かれると共に、心理・精神治療のために心理治療、専門科や専門機関に紹介されるなどして他機関で治療をするように医師からの指導を受けることになります。   病院やクリニックではまずはじめに問診やカウンセリングなどを行ないます。機能性EDの方でもED治療のための医療施設を訪問することは可能ですが、ほとんどのED治療のための医療施設では主に器質性EDを治療することができます。機能性EDの方はED治療のための病院を訪れると共に、心理治療を受けたり、カウンセリングを受けたり、精神病科などに行って治療してみることをおすすめめします。   1)器質性ED   ① 生活習慣病からの器質性ED   器質性EDをより細かく分けると生活習慣病からのEDがあります。糖尿病、高血圧症、動脈硬化、男性更年期症、肥満症などからの派生症状、或いは合併症状としてEDが表れることです。 […]

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February 19, 2018
病院でのED治療のメリットとデメリット

はじめに 世界的にたくさんの男性たちがED(イーディー)と呼ばれる勃起不全を患っています。英語ではErectile Dysfunctionと呼ばれ、日本語では勃起不全あるいは勃起障害を意味します。EDは性行為をする時に勃起の状態を維持することができなかったり、勃起を十分にすることができなかったり、中折れや早漏れなどをしてしまうことで満足な性行為をすることができない症状をいいます。 2003年に発表されたクビン(Kubin M)氏らが執筆した「勃起不全の疫学(Epidemiology of erectile dysfunction)」という論文によると世界の男性の内5〜20%が中等度及び完全なEDであるとされています。 世界的にEDの患者数は増加傾向にあり1995年には推定して1億5,200万名であり、2025年には3億2,200万名に倍増すると推定されています。 日本での状況はといいますと、30歳から79歳の間の男性へ1998年に調査を行なった結果によるとEDの有病者は約1,130万名と推定とされました。そのうちに中等度EDが約870万名となり、完全EDが約260万名となっています。日本では高齢化が進んでいるので、この調査の後も増加の傾向が認められており、今後も増加していく傾向が予想されています。 EDの種類は大きく分かれて機能性と器質性の2種類に分かれています。 20代から30代の若い世代のED(勃起不全)の原因は大部分が心因性だといわれています。40代以上の中年から中高齢の世代のEDの原因の大部分は加齢あるいは糖尿病や高血圧病などの生活習慣病からくる器質性だといわれています。 日本の30~79歳の既婚男女を対象に2000年4月に行われたアンケートによると男性回答者のうちに29.9%がEDであると自覚しているのに対して、医療機関に相談したことがある人の確率はわずか4.8%という少数にとどまっている結果がでました。 医療機関に診療に行かない理由としては「日常生活にさほど影響がない」「困ったことがない」「セックスに関心がない」などという理由が多く見られました。 病院に行くことを阻む要因としては「恥ずかしい」「どこの病院に行ったらよいかわからない」「費用が高い」などが多数でした。また、アンケート回答者の80%がEDの病院での治療へ何らかの保険の適用をするべきだと考えているという調査結果が出ています。(「勃起障害及びその治療に関する一般市民意識調査」博慈会記念総合病院泌尿器科・白井 將文先生他・参考) この調査結果によるとED(勃起不全)を感じている男性の多くは病院へ行くことへの精神的な、経済的な抵抗感を感じているようです。実際のところ、プライベートなことを他の人に打ち明けたくなかったり、病院に行く時に感じる心理的な苦痛などを感じてまで病院に行きたくないという方も多いのではないかと思います。また、日本ではほとんどの場合、ED治療のために保険が効かないために、高額な診療費用を払ってまでも病院で治療しようとするには至らない現状があると思われます。 病院に行くと、ある特定の持病や病気を患っている方、または併用禁忌薬、併用注意薬を服用している人を除くとED治療薬を処方して対応することがほとんどのようです。 それ以外の治療法には心理治療、ICI治療(陰茎に直接注射をする治療方法)、陰圧式勃起補助具を使って治療する方法、男性ホルモン補充療法、陰茎湾曲形成術、血行再建術、ED1000(勃起不全衝撃波治療)、陰茎プロステーシス手術などがあります。 このように様々な治療法がありますが、高額な診療費用を払ってまで病院で治療を受けるメリットは本当にあるのでしょうか。或いはED治療薬を個人的に通販を通して購入した方が節約することもできるしより良いメリットがあるのでしょうか。 次の章からは、ED治療のために病院へ行くことのメリットとデメリットを順を追って見て行くことにします。   EDの種類と分け方   2-1. EDの種類   EDの種類を大きく分けると器質性EDと機能性EDに分けることができます。 器質性EDとはED(勃起不全)の原因が身体的な要因により引き起こされるEDのことをいいます。 機能性EDとは心理的な要因、精神的な要因、精神疾患的な要因から引き起こされるEDのことをいいます。 この二つの大きなEDのうちにほとんどの場合、ED治療のために病院で治療を受けることができるEDの種類は器質性EDになります。 機能性EDの方の場合は、ED治療薬が服用可能な方にはED治療薬を服用するように導かれると共に、心理・精神治療のために心理治療、専門科や専門機関に紹介されるなどして他機関で治療をするように医師からの指導を受けることになります。   病院やクリニックではまずはじめに問診やカウンセリングなどを行ないます。機能性EDの方でもED治療のための医療施設を訪問することは可能ですが、ほとんどのED治療のための医療施設では主に器質性EDを治療することができます。機能性EDの方はED治療のための病院を訪れると共に、心理治療を受けたり、カウンセリングを受けたり、精神病科などに行って治療してみることをおすすめめします。   1)器質性ED   ① 生活習慣病からの器質性ED 器質性EDをより細かく分けると生活習慣病からのEDがあります。糖尿病、高血圧症、動脈硬化、男性更年期症、肥満症などからの派生症状、或いは合併症状としてEDが表れることです。 生活習慣病からのEDは保険が適応されて治療を受けることも可能なことがあります。生活習慣病からのEDの方は医師に相談されることをおすすめします。 ② 他の病気、持病からの器質性ED 以下のような病気を患っているとEDが発症する可能性が高くなります。合併症状として、これらの病気の症状が悪化するとEDの症状も悪化して行きます。 これらの病気を患っているとしても全ての人がEDの症状を併せ持っているのではなく、高い確率でEDを患うことがあるということを意味します。 他の病気、持病からの器質性EDの治療も保険が適応されることもありますので医師に相談してみることをおすすめめします。   - 下部尿路症状/ 前立腺肥大症   ・蓄尿症状(頻尿,尿意切迫感,尿失禁) ・排尿症状(尿勢低下,尿線散乱,尿線途絶,排尿遷延,腹圧排尿) ・排尿後症状(残尿感,排尿後滴下) 下部尿路症状/ […]

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